<2か月合格>元学校事務職員が教える採用試験の受かり方

公立学校事務職員の採用試験対策について元学校事務が教えます。

学校事務を勧める理由

 はっきり言って公立学校事務職員の採用試験を受験する人の多くは、「他の公務員試験のすべり止め」として考えている程度でしょう。もし仮に合格したとしても、自分の本当の第一希望に合格するまでの腰掛け仕事――そのように捉えている人が大勢いることも事実です。

 しかし、ならば学校事務職員という職はそんなにつまらなく魅力のないものなのでしょうか? ――答えはノーです。

 ここはあくまで受験支援ブログなので仕事のやりがいについて深くは言及しませんが、学校事務職員は未来ある子ども達に関わり、心から「楽しい」と言える仕事なのは間違いありません。「こうすればもっと子どもにとってプラスになるんじゃないか?」とか「この設備は危険だから早く修理しないと」とか、何をするにしても「子ども中心」に考えて仕事できるというのは大きく、他の事務では決して味わえない前向きな想いを常に持つことができるのです。
 もちろん地域住民や保護者からのクレーム、諸費用の督促などツライ仕事も時にはありますが、私の前職だった民間企業と比べると環境の良さは天と地の差、「こんな天国のような仕事がこの世にあったのか!」というのが学校事務に採用された1年目の率直な気持ちでした。定時帰りが基本ですし、市役所と比べても相当、学校は精神衛生上クリーンな職場と言えます。職そのものについて言えば上述のとおり、抜群のワークライフバランス
 また採用試験について言えば「試験の敷居の低さ」が学校事務を勧められる理由の一つになっています。このブログは試験対策がメインなので、次回からは主にそちらについて書いていきたいと思います。

 

<追伸>
 学校事務職員になるためには絶対に読んでおかなければならない書籍です。現在の学校事務は「学校事務に従事する」から「学校事務をつかさどる」に職務内容が変わっています。それはいったいどういうことなのでしょうか。